ダンスの授業：Dance ++：SSブログ

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ダンスの授業　[ダンス] [編集]

火曜日は大学でNYCBWとジャズダンスの授業を担当しております。多くの学生さんは毎回それぞれの取り組み方で頑張ってクラスに参加して下さっています。

大学生の授業ではありますが、私はNYCBWのフロワーワークで学生が眠っていても注意はしません。選択科目ですので本人の意思で選んでこのクラスに参加している訳ですから、自分の為に受けるのであればもっと自分の身体に集中するべきですし、そういったスタンスでエクササイズを受けているということが身体にも表れます。ただし、人に迷惑をかけること、遅刻をしてクラスに参加することは認めません。
極端なことを言えば、学生にとっては単位を取ることが大切かもしれませんが、私からするとどれだけ真剣に自分自身の身体と向き合うかが大切なので、三分の二出席していようがいまいが、本人がどのように取り組んでいるかの方が重要ですから、私が注意するようなことではないと思っています。

ダンスのクラスには、また別の問題があります。
ダンス経験者に多いのですが、ダンスは好きなのだとは思いますが、一言でいうと表現が適切ではないかもしれませんがダンスを甘く見ていると思います。プロになる気がないのかもしれませんが、基本的な踊れる身体をつくる為のトレーニングは踊る以上必要ですし、どんなダンスにしろ振付者の要求に答える、または答える努力をすることは必要です。自分の好きなように踊るなら、クラスの中で踊る必要はありません。授業はサークル活動ではありませんので、みんなで楽しく好きなように踊るものではないのです。
未経験または初心者の学生さんが楽しくダンスを体験すのはそれはそれで楽しく踊れれば良いとは思いますが…。

つい厳しいことを言ってしまいますが、中には残って質問をして下さる熱心な生徒さんもいます。授業というのは目的意識の違う人々が同じクラスを受けているのがとても難しいと感じております。