9.11

早いもので9.11から8年が経過しました。私は2001年の12月、まだマンハッタン中に星条旗が掲げられているNYに参りました。ワールドトレードセンターのあった場所のあまりの惨状に衝撃を受けたこと、どこまでも続く行方不明者の写真と献花が忘れられません。中でも、チェーンで繋いだ自転車がそのまま残されていて、「彼は戻らなかった」とのコメントが今も心に残っております。

NYCBWの資格を取る為にNYCBエデュケーションデパートメントの当時のマネージャー・ケイトに会うための訪問でした。皆さんにとても心配して頂いたことを覚えております。この後も翌年３月にワークショップを受ける為にNYを訪れたのですが、WSの中でも「スターズアンドストライプス」の曲が使われ、アメリカ人の星条旗に対する特別な思いを感じずにはいられませんでした。

この後、何回となくNYを訪れていますが、この2回の訪問ほど印象に残るNYはありませんでした。またケイトとは彼女がNYCBを離れた今もNYを訪れる度に会っております。今では可愛いアレックスのママです。

毎年9月11日が近づくとこのNYでの色々な出来事を思い出します。このような事態が二度と起きないことを願いつつ、こうして踊りを続けられる状況に感謝しなければと思っております。


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タグ：9.11 NY NYCB

コメント 2

本当に踊れる現在に感謝しなくてはいけませんね。
当たり前だと思っていては
罰があたりそう・・・


当日、ＮＹでカンパニーにいた友人は
今だに乗り越えられていないと・・言っています。
桜木町のランドマークタワーがどこか似ているそうで、
そこを歩いていたら腰がぬけて歩けなくなったのだ、、という
話をしています。


私も自分が病気をして
死に直面したことがありますが。。
なにげない毎日がどれほど大切かと感じています。
大事にレッスンしたいものです（笑）。


by maki (2009-09-13 23:47) 

本当にそう思います。

私のダンスの恩師は早くに突然（数ヶ月で）に亡くなられました。
もうジャズは踊らないかもしれないと思ったこともありますが、
今のラテンの先生にお会いしてから、ジャンルは違いますがもっと踊りたいと思うようになりました。
今の先生との時間は大切な時間です。


by studio24 (2009-09-15 00:01)