上海バンスキング再演!! [舞台]

16年ぶりの「上海バンスキング」の再演を観てまいりました!懐かしいを通り越して、その頃に舞い戻ったような気分でした。出演者の皆さんはとても16年経ったとは思えないほど、お変わりなく芝居も演奏も感動的でした。

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私が自由劇場の舞台をを初めて観たのは「もっと泣いてよフラッパー」の博品館公演からです。私の恩師のチャチャ遠藤先生が自由劇場の振付をされていたからです。この作品は唯一舞台で踊る先生をみることができた作品です。「上海バンスキング」「もっと泣いてよフラッパー」、私が申し上げるのは失礼かもしれませんが、先生は天才的なダンサー・振付師でいらっしゃいました。
踊りの世界にどっぷり浸かると同時に、自由劇場の芝居にも魅了され、この後の東京での全作品を観に参りました。もちろん、いつもチケットは入手困難ではあったのですが、先生のレッスンにいらしていた団員の何人かの方と仲良くなりましたので、いつも取って頂いておりました。今回もチケットでお世話になりました。

この頃、私のいままでの人生で1度だけ芝居を自分で演じてみたいと思い、芝居のオーディションを受けました。パルコプロデュースのプロジェクトで芝居のワークショップを3ヵ月受け、舞台に出るというものでした。今思えば伊原剛志さん、イッセー尾形さんなど、錚々たるメンバーでした。私はダンスは踊れても、芝居は素人。なぜ受かったか今でも不明です。そのオーディションの自由課題で選んだ台詞が「上海バンスキング」で吉田日出子さんが最初に上海に到着した際の一人語りの台詞でした。歌も「上海バンスキング」の中の「貴方とならば 」を歌いました。
芝居の仲間とは不思議な一体感が生まれ楽しい3ヵ月でした。一応、アンサンブルですが舞台にも出ましたけれども、わかったことは言葉で何かを表現するのが苦手ということでした…。自分はやはり身体で表現することが好きなのだということを認識し、その後は踊りに専念致しました。(歌はミュージカル志望でしたので、その後も続けておりました)

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舞台終了後に出演者の皆さんがロビーで素敵な演奏と歌をご披露して下さいました。自由劇場の芝居には独特の世界があり、3時間以上の芝居でしたけれども終わってしまうのが残念でなりませんでした。

帰りの楽屋では懐かしい友人にも会えまして、様々な思いがよぎりました。つかの間、過去の思いでにひたっておりました。また明日からは自分のこれからに向かって進んでいきたいと思います。


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