姿勢〜首との関係〜

今日のバレエクラスでアームスは形をつくるのではなく、どのように空間を使うかだと言うお話がありました。稽古場の中ではあまりわからないけれども、広い空間に出ると明らかに違ってしまうとのことでした。

そして、姿勢のお話ですが首の位置と腹筋の関係です。おへその下あたりの腹直筋が緩むと、首の位置を不自然な位置（顎が前に出る）で保ちバランスを取ってしまうとのことでした。体幹の強さはどんな踊りにも大切かと思いますが、この腹直筋を縦に引き上げる感覚は特に姿勢を保つ上で大切かと思います。

逆に考えると踊っている姿勢をみると正しいトレーニングが出来ているかどうかがわかるとも言えると思います。私もバレエの基礎クラスで微妙なズレを直して頂きます。姿勢やバランスのズレはとても微妙なので、自分で気づかないうちにズレが出ていたりします。４月頃から先生に腹直筋の引き上げが足りないことをご指摘頂き（実際に鏡で横からみると骨盤が傾斜していることに気づきました）、姿勢を修正するのに３ヵ月以上を要しました。

現状に慣れてしまうと、それを直すのはかなり難しいことだとは思います。今のままでも踊ることは出来る訳ですから。でもさらに先を目指すなら大変でもやってみるしかないと思い、取り組むようにしております。

今日はスタンダードの姿勢で今までと違った方向から直して頂きました。首の横の筋肉（胸鎖乳突筋）のストレッチが足りないとのことでした。右を向いても、左を向いてもこの胸鎖乳突筋が緩んではいけないとの事でした。先生は少しでも私が理解出来るように色々な表現や方法で教えて下さいます。ただ音楽に合わせると…。

私はまだまだ踊りこまないと不安（自分が不安であって先生のサポートには何も心配しておりません）なのですが、先生はこの前の舞台稽古の感じで大体大丈夫だとおっしゃいます…。
本番まで１ヵ月を切りましたので、全体的に踊りこみが必要だと感じる今日この頃です。


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タグ：姿勢 胸鎖乳突筋 バレエ スタンダード