表現の幅 [ダンス]

昨日は身体の使い方やトレーニングのお話をしたのですが、今日は表現についてお話したいと思います。

今日は久しぶりにコンテのレッスンを受けました。クラスの中で「ボキャブラリーを増やすように」と先生がおっしゃっていました。踊りのクラスですので、身体での表現のボキャブラリーを増やすと言うことだと思いますが、私は身体の使い方の幅を広げる意味もあって、コンテのクラスを受けております。(もちろん先生の踊りが好きですし、作品は素晴しいのですが)
うまく文章で表現出来ないのですが、今の自分の可動域の100%のところで踊るのと100%以上の可動域がある上での100%の動きは違うように思います。おそらく表現にも同じことが言えるのではないでしょうか…。

今回のNYのでのレッスンで強く感じたのはテクニックと同時に表現をとても重視したレッスンだということです。ラテンのレッスンを受けた際にも、12小節ほどの短いコンビネーションの中でどう表現するかを聞かれます。そして先生は色々な表現の方法を実際に踊ってみせて下さいます。ご自身の踊りの表現の幅がとても広いので、バレエっぽく踊るとこう、大きく動くとこうと踊ってみせて下さった上で、でも自分はこの表現が好きだとおっしゃいます。(お好きでない表現も私からみるととても素敵なのですが…)
以前にNYで受けたバレエクラスでも、「バレエもセクシーでなければダメです」とセクシーに歩く練習をしたバレエクラスがありました。固定観念を持っていてはいけないと思いました…。男性の大きな先生のウォーキングはとてもセクシーでした!

もう一つ感じたのは1人でも魅せることのできるダンサーが、2人で踊ることで200%以上の踊りになるということです。NYでのレッスンの際にも何度も1人に踊るように先生がおっしゃいました。1人でしっかり踊れるようになった上で、また2人で踊ることを繰り返します。群舞でもそうですが、1人で踊れないダンサーが一緒に踊ったところで100%以上のものが生まれるとは思えないのです。私は色々な踊りを踊りますが、すべての合計が100%になるような考え方はしておりません。個々に100%、もしくはそれ以上で取り組みたいと思っております。

この写真はウォークを練習しているところですが、私の重心の移動が遅いのと、足・膝・骨盤・肩・頭のアライメントが先生は一直線ですが、私は崩れているのがわかります…。
rumba.jpg


長くなりましたけれども、まだまだ身体的にもトレーニングが必要ですし、表現の幅を広げていきたいとも思っております。


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