ダンスの品格 [ダンス]

今日のレッスンでも皆さんと「踊りに品がある、品がない」とはどうゆう事かと言うお話になりました。ちょうど大阪のウエストサイドのビデオを見るためにPCを持って行っておりましたので、色々なダンスの映像を見ながらお話しておりました。

元々、持って生まれたものなのか?生き方、考え方などで変わるものなのか?
WEBでこんな文章を見つけました。(引用元が追えませんでした)
「品格とは、そのものから感じられる厳かさ、品位をいい、品格がある、一流の品格などと使われる。言い方を換えると、「質」ともいえるのかもしれない。質を高めるということは、内面を磨いて美しく光らせることであり、目には見えにくいその努力には際限がなく、しかも評価は周囲が下すものだ。」

難しいと思うのは、セクシーさを品をなくすことなく踊りで表現する、癖と個性の違い、大胆かつ繊細な表現、これらは紙一重のところで違ってしまうと思われることでしょうか…。

私のジャズの先生はとても厳しい方でしたので、振付家の要求通りに踊ることが出来て初めて、その先に個性がある、最初からの自分勝手な表現しか出来ないのは癖でしかないと、よくお叱りを受けました。腕の通る軌跡、指の一本一本に至るまで注意深く見なければなりませんでした。今になってその頃のレッスンが、自分の踊りにどれだけ役に立っているかを痛感しております。

少しテーマからは外れたようにも思いますが、私は踊りの好みははっきりしておりますし、自分の踊りであっても気に入らないこと多々ありますが、これからも質を高めるよう色々なことに興味を持って踊り続けたいと思っております。


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コメント 3

whizzopapa

良いテーマですね!
日本人が割りと持ち出すテーマですが、ここまで内面の質にこだわる民族は珍しいと思います。
精神より深くてデリケート、しかも鍛錬でも身に付かない「こころ」のひだみたいな。
様々な物を身につけて行くと逆に失って行くような感じがします。生まれながら持っている方もいらっしゃるようですが希少種でしょうね。芸術との双璧?

by whizzopapa (2009-08-25 14:42) 

さなえ

『品格』とは・・・?
すごく難しい定義のような気がします。
先生の先生のお言葉である「振り付け家の要求通りに踊ることができて初めて、その先に個性がある、最初からの自分勝手な表現しかできないのは癖でしかない」・・・
とてもグサッと突き刺さるお言葉ですが・・・
大事なのはベース(基礎)だということなのでしょうか?
プロとして、あるいは一流と呼ばれる人になろうとすればするほどこのベースを忘れてはいけないよ!というありがたいメッセージのように私には届きました。

決してはずしてはいけないものだからこそベース(基礎)なんでしょうね。
ダンスに限ったことではないのかもしれませんが、基礎って『簡単なようでとても難しい、それでいて一見地味だけれどこれから羽ばたいて大切なエッセンス』ともいえるもののような気がします。
基礎がなければどんなに取り繕ってみても人を感動させることはできないような気がします。

私は、先生のレッスンを受けるようになって基礎の大切さ、地道なトレーニングを続けることの意味をおしえていただいたと思っています。

先生の真摯な姿勢の源は先生の先生の影響だったのですね(*^_^*)♪
これからもしっかりお手本にレッスンしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
by さなえ (2009-08-26 21:31) 

studio24

最近良く聞く言葉ですので、少々ためらわれたのですが…。

ダンスのビデオをいくつか見ておりましてやはり一度は取り上げるべきかと思いました。

私の恩師からは「品」のない踊り、「癖」のある踊りになっていると感じられた時には大変厳しくご注意を受けました。これが今の私に反映されていると良いのですが。

by studio24 (2009-08-27 02:46) 

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